みなさん、こんにちは。
福島県 福島市 鎌田卸町のそば屋「十割げた蕎麦 真なり」です。
このブログでは、おそばに関するちょっとした豆知識を紹介していきたいと思います。
今日のテーマは、自宅で美味しくおそばを茹でる方法をご紹介。
自宅でそばを美味しく茹でるコツ
自宅でお蕎麦を美味しく茹でるコツ。
そばの風味や食感を最大限に引き出すためにとっても重要です。
流れに沿って説明していきますね。
1. そばの選び方
まず、良質なそばを選ぶことが大切。
乾麺や生麺のどちらを使うにしても、そば粉の割合や製法に注目しましょう。
そば粉の割合が高い「十割そば」や「二八そば」は、風味が豊かでおすすめです。
2. 水の準備
茹でる際の水の質も重要。
理想的には軟水を使うと、そばが柔らかく茹で上がり、風味も引き立ちます。
水道水を使う場合、浄水器を通すか一度沸騰させてから冷ました水を使うと良いでしょう。
3. 大量の湯で茹でる
そばを茹でる際には、大きな鍋にたっぷりのお湯を用意します。
お湯が少ないと、そば同士がくっついたり、均等に茹で上がらなかったりする原因になります。
一般的には、100gのそばに対して1リットル以上の水を用意するのが理想です。
4. しっかりと沸騰したお湯に入れる
お湯が完全に沸騰してから、そばを入れます。
そばを一気に入れるとお湯の温度が急に下がるので、注意が必要。
少しずつそばを入れ、お湯が再び沸騰するように気を配りながら茹でます。
5. 茹で時間の管理
茹で時間はそばの種類や太さによって異なりますが、乾麺の場合は4〜6分、生麺の場合は2〜3分が目安です。
茹ですぎるとそばが柔らかくなりすぎ、風味も損なわれるため、適度な硬さを保つようにします。
茹で時間を守ることが美味しさの鍵です。
6. 茹で上がりの確認
茹で上がりを確認する際は、1本取り出して冷水で冷まし、食感を確かめます。
少し芯が残る程度が理想。パスタでいうところの「アルデンテ」ですね。
食感が良ければ、すぐに火を止めましょう。
7. 素早く冷水で締める
茹で上がったそばは、素早く冷水で締めます。
これにより、そばのコシが強くなり、風味が一層引き立ちます。
冷水で洗う際は、そば同士が絡まないよう、手でやさしくほぐしながら行いましょう。
自宅でそばを美味しく茹でるコツ まとめ
ちょっとの工夫を施すだけで、自宅でも美味しくお蕎麦をいただくことが出来ます。
乾麺でも生麺でも、ぜひ今回の方法をお試し下さい。
ざるなどを用意して盛り付ければ、自宅でもお蕎麦屋さんの雰囲気が出るのでオススメです。