おしらせ

お蕎麦のアレルギーについてのお話

みなさん、こんにちは。

福島県 福島市 鎌田卸町のそば屋「十割げた蕎麦 真なり」です。

このブログでは、おそばに関するちょっとした豆知識を紹介していきたいと思います。

今日のテーマは「蕎麦アレルギー」についてご紹介。

 

お蕎麦のアレルギーについてのお話

蕎麦アレルギーの特徴

蕎麦アレルギーは、食物アレルギーの中でも強い反応を引き起こすことが多いアレルギータイプの一つです。

蕎麦のタンパク質に対して免疫系が過剰に反応し、体内でアレルギー症状を引き起こします。

日本では特に蕎麦を食べる習慣が古くからあるため、蕎麦アレルギーは比較的よく知られています。

主な症状

蕎麦アレルギーの症状は摂取後、数分から数時間以内に現れることが一般的。

症状の程度は個人差がありますが、以下のような軽度から重度までの症状が見られます。

軽度の症状
• 口の中や喉のかゆみ
• じんましん
• 軽い吐き気や腹痛

中等度の症状
• 嘔吐
• 下痢
• 目や鼻のかゆみ、涙目、くしゃみなど(花粉症に似た症状)

重度の症状(アナフィラキシー)
• 喉や舌の腫れ(呼吸困難を引き起こす場合がある)
• 血圧低下
• 意識混濁
• ショック症状

アナフィラキシーは命に関わる可能性があるため、早急な対応が必要です。

蕎麦を摂取した後にこれらの症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

アレルギーの原因

蕎麦アレルギーは、蕎麦に含まれる特定のタンパク質が原因とされています。

特に「蕎麦グロブリン」というタンパク質が主なアレルゲンとされています。

このタンパク質が体内に入ると免疫系が異物として認識し、ヒスタミンなどの化学物質を放出します。

これがアレルギー症状を引き起こすメカニズムです。

発症のきっかけ

蕎麦アレルギーは、幼少期から症状が現れる場合もあれば、大人になってから突然発症する場合もあります。

また、蕎麦を摂取する量や頻度に関係なく、微量でもアレルギー反応を起こすことがあります。

特に、蕎麦粉が飛散して吸い込むことでアレルギー反応が起きることもあり、蕎麦打ち体験などでも注意が必要です。

お蕎麦のアレルギーについてのお話 まとめ

蕎麦アレルギーは症状が重篤化することが多いため、適切な知識と対策が重要です。

アレルギーの有無を把握し、日常生活での注意を怠らないことが、蕎麦アレルギーと安全に向き合うための鍵となります。

 

TOP